ご覧いただきありがとうございます。よろしければプロフィールをご覧ください。楽器の出品について記載しております。1977年製 1/2サイズ 「KisoSuzuki」バイオリンのNo.280です。木曽スズキのラインナップは名古屋スズキと番手が異なります。名古屋スズキの70年代、80年代の楽器は90年以降のものと比較して、使用されている木材の材質や作りがよいため、黄金期と称されていますが、木曽スズキにおいてもそれは同様で、この時期の楽器は現在のスズキの200番台よりも評価は高いです。名古屋スズキの280番はペグはプラスチックですが、木曽スズキの方はエボニーが使われています。名古屋スズキで300番をお求めの方にちょうど良い楽器です。なお、この学期はｆ字孔から除くと、裏板が補強されていることがわかります。おそらく90年～2000年代頃に一度フル調整されている模様です。フィッティングも状態が良いです。7枚目の写真にあるように細かい傷がみられますが、写真のとおり全体的にニスも状態がよく、表板、裏板にも割れやはがれなど一切ありません。出品にあたって試奏してみました。音量がしっかりしていてよく響きます。この楽器は丁寧にメンテナンスがされてきたのでしょう。経年による熟成が感じられる良い楽器になっています。通常分数サイズはフルサイズと比べて調整が甘いものが多く、ややこもった音がしがちですが、このバイオリンは4弦のバランスも良いです。弦は比較的状態が良かったため、張り替えておりませんので、半年ぐらい後に、ドミナントあたりに張り替えされることをおすすめします。出品にあたり下記の調整を行っています。・ペグ調整・クリーニング、ポリッシュ・駒と駒位置の調整・魂柱の調整・指板のクリーニング・テールピース位置の調整・弓の毛替え付属品・杉藤（t.sugito）の弓が付属します。（毛替え済みですので、松脂をつけてからご使用ください。）・ケース：梅沢楽器店の古いケースです。一部留め具に緩みがあります。・肩当て（新品）・松脂（おまけとしてつけます。使用には問題ありません。）必要なものはそろっていますので、到着後すぐにご使用になれます。ご購入いただける場合は確認なしでそのまま落札ください。よろしくお願いいたします。